2018年10月15日月曜日

映画 邦題「ドリーム」Hidden Figures

ツタヤで借りてきて映画"Hidden Figures"を見ました。邦題は
「ドリーム」で全然違います。コンピューター使用以前のNASAで
手で計算をしていたアフリカ系アメリカ人の女性たちの実話が映画に
なりました。2年ぐらい前に映画館で上映されました。

https://www.youtube.com/watch?v=RK8xHq6dfAo

1961年の人種差別が詳しく描かれています。NASAの職員なのに
トイレが白人用と有色人種用に分かれていて、アフリカ系の女性が
片道800mもの遠くのトイレに毎回走って行く様子がリアル
でした。コーヒーポットもバスの座る席も図書館も研修も差別が
あり、白人の同僚は意地悪をして、資料の大事なところを黒塗りして
渡してきます。そしてアフリカ系の女性たちは能力があるのに正社員に
なれなくて、管理職にもなれないし、仕事の資料に名前も載りません。

その彼女たちが華やかな宇宙飛行士のために裏方で計算に励む様子が
詳しく描かれていておもしろかったです。白人のエンジニアたちは
結局アフリカ系の女性の計算係に頼り切っているのです。

あちこちにユーモアがあり、3人が生き生きしていて、飽きません
でした。当時の宇宙開発の裏側も描かれていておもしろかったです。
ソ連に勝つために必死だった様子や、IBMのコンピューターが入って
きたエピソードなど。

これは絶対おすすめです。見てよかったです。 勧めて下さった
真知子さんに感謝です。  (M)

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